会社に勤める組織人として自分の行動を振り返った件
産休育休から復帰して3年間、全然成長できている実感がなくて、どこに課題があるんだろうと課題仮設の幅を広げるために読んでみました。
著者の村木氏は、TVのニュースでお顔を見た記憶が何度かあるぐらいで、こんなことになっていたのか、あのニュースは、、、と今更ながら理解。
この本から私がやると決めたことは、
- comply or explain=順守するかさもなくば説明せよ
です。
私、結構説明をめんどくさがっちゃって、アンダーグランドでやってしまうことがあったんですよね。もちろん、犯罪はしませんし、全社適用のお作法は守ります。部門特有のお触れ的・お作法的なやつは、それって目的から照らし合わせるとそのお作法意味ないよね、というのを考えてしまって、説明を省いてこっそり破いちゃうことが少々。
でも、これを続けていると、
組織の仕組みがアップデートされない
↓
不満の量がたまっていく
↓
不満の量が閾値を超える→不正とかの致命傷につながる、という
流れがあることがよくわかりました。
あとですね、これは自分の経験なのですが、
自分の中に不満がたまっていく
↓
不満の量が大きくなる
↓
それに比例して冷静な判断・意思決定ができなくなる
↓
効果的な打ち手(行動)ができなくなる
↓
ますます不満がたまる、、、の悪循環にはまります。
この悪循環が不正に至ってしまう引き金になるのかもしれませんね。
不満を言うというのは、結構難しいことだと思っています。
言い方やいう相手によっては、わがままや単なる悪口になってしまうことが往々にしてあり、そういう場合、自分に返ってきます。
たぶん、不満に思う事象を、下記3観点に分解して、どこが嫌なのか、どうなればよいのか、を考えるのが良いのではないか、と今のところ思っています。
- 仕組み
- 対象
- やり方
あと、いうときに、自分一人の意見として言うのではなくて、集団の意見として言うのが良いのかも。集団としての意見であれば、わがままだとか悪口になりにくいな、と。